最高品質のベアリング技術
すべてのDT Swiss 1100グレード ホイールに採用されています。転がり抵抗の低減と耐久性の向上というメリットが得られます。
DT Swissでは、ディテールへのこだわりが違いを生むと考えています。SINCセラミックボールベアリングは、こうした細部へのこだわりを極めたパーツです。SINCでディテールをアップグレードしたDT Swissのホイールなら、誰よりも速く走行することができるようになり、自己ベストも更新できるでしょう。
すべてのDT Swiss 1100グレード ホイールに採用されています。転がり抵抗の低減と耐久性の向上というメリットが得られます。
SINCセラミック ボールベアリングは、DT Swissがシステムとして開発しました。極めてタフで、耐摩耗性、耐腐食性に優れたセラミック素材である窒化ケイ素(Si3N4)製のボールをベースにしています。ベアリングのリングは、使用されているセラミック素材の特性に合わせて特別に開発されたスチール合金製で、高精度な研磨加工が施されています。この組み合わせが、転がり抵抗を極限まで低減し、従来のボールベアリングよりも優れた耐久性を保証します。
しかし、システムとして考えられているのは、ベアリングそのものだけではありません。千分の数ミリの公差を使用し、DT Swissハブのベアリングが収まる部分を精密に調整することで、はじめてSINCセラミック・ベアリングはそのポテンシャルをフルに発揮し、競合製品に対して決定的な優位性を示すことができるのです。
取り付け時においても、セラミックボールとベアリングのリングの間に最適な距離(クリアランス)が確保されており、転がり抵抗と摩耗の最小化が保証されています。
セラミックベアリングとスチール製リングの組み合わせ(ハイブリッドベアリング)により、ボールとリングの間で腐食が生じる可能性がゼロであるため、寿命が大幅に向上します。ベアリングのリングは、極めて硬質なボールにより恒久的に平滑化されるため、転がり抵抗は永続的に最小化されます。
ボールを所定の位置に保持するベアリング ケージも、セラミックボールの素材に最適な材料で構成されており、ベアリングのサイズに応じて特別に開発されています。
これにより、ボールとベアリングケージは完璧にフィットし、ベアリング内の摩擦をさらに最小化します。
また、高品質なSINCセラミックベアリングのシーリングシステムは、あらゆる条件下で完璧に機能し、摩擦を最小限に抑えるよう設計されています。まず、 シールリングは外側にのみ使用され、内側には保護リングのみが使用されています。そしてシールシートは、完璧な同心度を得るために高精度な研磨が施されており、転がり抵抗を最小限に抑えています。これらは他に類を見ない独自の技術であり、SINCセラミック ベアリングにのみ使用されています。
全てのDT Swiss SINCベアリングは、ひとつひとつ個別に検査とテストを行なっています。
SINCセラミック
テクノロジーは以下の製品で活用されています。