ワイドリムを選ぶ理由

ワイドリムはタイヤをしっかりとサポートすることができるため、低圧に設定することができると同時に、荒れた路面での転がり抵抗を低減することができます。

内幅30 MM
転がり抵抗を低減

クロスカントリー ホイールは速く走るために、可能な限り抵抗を減らす必要があります。荒れた路面では、転がり抵抗は全抵抗の69%にもなります。

転がり抵抗は、「転がり抵抗係数×重量×重力加速度」と定義されています。転がり抵抗係数は、ホイールサイズ、タイヤの断面積、タイヤの特性、タイヤの空気圧、トレッドパターン、土壌などの条件によって決まります。

これらの要因のほとんどはホイールが影響するものではありませんが、タイヤの性能を発揮するためにタイヤをしっかりとサポートする力は、ホイールの設計によって高めることが可能です。
ワイドリムはタイヤをしっかりとサポートすることができるため、低圧に設定することができると同時に、荒れた路面での転がり抵抗を低減することができます。

タイヤサポート力の向上により
低圧での使用が可能に

コーナリング時には、タイヤに横方向の力がかかります。タイヤの接地面は、この横方向の力に対して反対方向に動きます。

リム幅の細いナローリムでコーナリングする場合、タイヤの接地面はナローリムのフランジの延長線上から外れてしまいます。タイヤはリムで支えられなくなって折れ曲がってしまい、不安定になります。この折れ曲がりによってタイヤに張力が生じ、反対側のビードが引っ張られることで、タイヤビードとリムベッドの間で意図しないエアー漏れが発生します。
ワイドリムのタイヤ接地面はリムフランジの延長線上にあります。ワイドリムによってタイヤのサイドウォールが支えられるため、コントロール性が向上します。したがって、幅の広いワイドリムは幅の狭いナローリムよりも低い空気圧で走行することができるのです。

低空気圧
低転がり抵抗

タイヤの空気圧が低いホイールは、空気圧が高いホイールと比べて路面への追従性が高く、荒れた路面でも転がりやすくなります。空気圧が高いホイールは振動や衝撃を吸収できず、バイクが上方に跳ね上がってしまい、転がり抵抗が大きくなります。空気圧が低いホイールであれば、バイクの跳ね上がりが抑えられるため、結果としてライダーの疲労も軽減されます。

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