OXiC 技術

OXiC加工とは、セラミックコーティングをリム表面に電気化学的に塗布し、硬度と耐摩耗性を高める方法です。OXiC加工はマットブラック仕上げの上質な外観を実現し、最高レベルの制動性能を保証すると同時に、リムの摩耗を最小限に低減します。

OXIC – プロセス

セラミック層は、陽極酸化処理と同様に、リムを電解質溶液に浸漬させながら、リムとコンテナをそれぞれ電極としてその間に電圧をかける方法で処理されます。陽極酸化処理とOXiCの決定的な違いは、電解液とリムの間で何百万ものプラズマ放電が発生し、成長中の酸化層に高温と高圧がかかることです。これにより、成長中の酸化層が溶けて流れ、再び凝固します。この処理の間、(不規則な)アモルファス構造の酸化物が(規則的な)結晶構造に変化します。OXiCが非常に硬く、耐摩耗性が高いのはこのためです。

OXiC加工前のアルミニウムリム
処理中のマイクロアーク放電
OXiC加工後のアルミニウムリム

OXIC – メリット

  • どのような条件下でも一貫した卓越した制動性能。
  • OXiCリムの表面は非常に硬いため、ホイールの通常の耐用年数の間、摩耗の影響を受けることがありません。唯一摩耗する部分はブレーキパッドです。
  • 化成皮膜処理を通じてセラミック層が塗布されるため、OXiCコーティングはリムと一緒に変形し、機械的負荷が高くてもその優れた特性を維持することができます(従来のセラミックコーティングでは、機械的応力にさらされるとひび割れが発生する傾向があります)。
  • OXiCコーティング処理は、揮発性の有機化合物や重金属を使用しない、環境に優しい技術です。
  • ブラックのリムが色褪せない:OXiCにはインクや染料が含まれないため、紫外線に対して安定しており、太陽光で色褪せることもありません。

OXIC – 構造

OXiCの形成方法により、陽極酸化処理などの伝統的なコーティングと比べて、アルミニウムへの接着性が非常に優れています。急カーブや複雑な形状でも優れた性能を発揮し、あらゆる場面でリムが保護されます。

OXIC – 比較

従来のリムはアルミニウムのブレーキ面を使用します。さまざまな材料を比較した結果、OXiCコーティングの抜群の硬度が明らかになっています。ここでいう硬度とは、耐摩耗性と同義です。

OXICは、どのような条件であってもライディングの楽しさを保証します。